ちょっと前の話になりますが、レベルチェックテストを受けたグローバルコミュニケーションズランゲージスクールの結果が届きました。
元々、このスクールはフィリピン系のオンライン英会話スクールとは全く別物で、教育システムが整っているまさに『学校』のような英会話スクールなのですが、レベルチェックの結果レポートも、とても丁寧でした。
そもそも、結果の分析に数日を要しているという時点で、他のオンライン英会話スクールとは違うのですが・・・
プロに診断してもらって初めて気付いた自分の英会話能力
今回の結果は次のような感じでした。
Level-4(ビジネス英会話中級Ⅱ(上)レベル)ということです。グローバルコミュニケーションズランゲージスクールで受講する人の約70%がLevel-1~3から始めるということなので、少しは優秀なのかなと、ちょっとだけ嬉しくなりました^^
それはともかく、個々の分析をみると自分でも意外な結果になりました。
このレベルチェックはボキャブラリー、発音、流ちょうさ、文法、理解力(相手の言っていることを理解する能力)の5スキルに分けて、会話能力を判定する仕組みになっています。
私はオーソドックスな日本人英語学習者なので、ボキャブラリーや文法といった知識に関しては強いけど、会話そのものは苦手としているのですが、レベルチェックの結果をみると、自分の思っていることと正反対の内容になりました。
流ちょうに話すことは出来るけど、文法がダメなので、ところどころ間違った話し方をしているということのようです。
『うそ~』という感じなのですが、こうやって振り返ってみると納得出来る部分があります。
英文法に関する知識はあるので、TOEICのような筆記テストだと大半の問題で間違わずに答えることが出来ますが、それを会話のなかで活かせるかと言われると微妙です。
正直、無理です。読んだり聞いたりすれば分かるけど、同じことを話すのは無理です。これって、英会話という点では文法知識を活かせていないということですね。活かせなければ、本当の意味で知識があるとは言えないので、ここはたしかに弱点です。
考えてみると、留学していた頃から、長いキチンとした英文を話すのが苦手だったので、短文で会話をつなぐことばかりしていました。そのおかげで、一般的な会話だとスムーズに話せます。
これが今回のレベルチェックで『流ちょうさ』が高く評価された理由だと思いますが、少し複雑なことを話そうとすると、途端に怪しくなります(;^_^
今まで、『会話能力のなさ』がその原因だと思っていたのですが、英文法の問題ということに初めて気付きました。
多分、意識的に自分が知っている英文法知識を会話のなかで使っていくことをしないと上達しないですね。すごく良いヒントになりました^^
英会話は先が長いことを実感
グローバルコミュニケーションズランゲージスクールの評価基準はレポートを見ると10段階になっています。そのなかの4なのですが、先は長いです。
それでスコアとレベルの換算表をみると、100点満点中51までがレベル1~2。そこからが細かくなっています。
これって、細かいところまで指導するということの裏返しなんだろうと思います。ネイティブ並になろうとしたら、色々と細部で直さないといけないところがあるんだなと実感です。
逆にいえば、このスクールでレベル7ぐらいになったら、まず英語でのコミュニケーションに困らないのではという気がします。それ以上は同時通訳など、プロ中のプロが目指す領域なのかなと。
ただ、普通ここまでレベル分けをキッチリしているオンライン英会話スクールはないので、グローバルコミュニケーションズランゲージスクールは別格ですね。
もちろん、受講料からして一般的なオンライン英会話スクールとは違いますし、カリキュラムもプレゼンテーションやディスカッションのためのスキルを身につけるためのレッスンが含まれているなど、かなり高度です。
それだけに高度なスキルを身につけたい人には良いスクールだと思います。レベルが高いです。